DUO BLIDALでみつけた幸せ　Episode4.| 結婚相談所DUO BRIDAL

──　運命のいたずら

何とか気持ちを切り替えて「次を頑張ろう！」と思った時には師走を迎えていた。街はクリスマス一色。仕事は忙しくなる一方だ。
「あーあ、もうクリスマスかぁ」と思いながら駅まで歩いて帰っていると、前方から見覚えのある人が声をかけてきた。
「あれっ？Yさん？」
彼女は先日お見合いして断られたお相手の女性、Aさんだった。
どうやら彼女も仕事帰りらしい。偶然の出会いに戸惑いながらも挨拶をし、食事に誘ってみた。
食事の後、コーヒーを飲みながらお見合いした時の話やその後の状況など、お互いの近況を話し合った。彼女もどうやら同じ気持ちだったようで、僕のことを断ってから後悔していたとのこと。
「もし良かったら交際してみませんか？」
思い切って伝えると、Aさんも勢いよく首を縦に振った。
嬉しい展開だ！だけど、もしかしたらこれは相談所の規定に反することかもしれない……。まずはお互いの担当者に相談することにした。
「ヤバい！これは担当者に怒られるだろうなぁ。そうは言っても内緒にすることもできないし、いつも真剣に対応してもらっているから裏切りたくないし」そう思って翌日、仕事帰りに担当者に相談しにデュオブライダルへ向かった。

担当者に事の成り行きを全て話すと、驚いていたものの「これは運命的ですね！」とにこやかな眼差しでこちらを見て、「お気持ちは良くわかりました。お相手の担当者と話をして何とかしてみますね。」とウインクをした。
翌日、システム上で交際の手続きができたという連絡を受け、正式にAさんとの交際が成立した。