DUO BLIDALでみつけた幸せ　Episode4.| 結婚相談所DUO BRIDAL

──　初めての経験

デュオに入会して初めての経験をいくつもした。
まず、プロフィール写真の撮影だ。どうやら提携している写真スタジオがあるらしく、プロがヘアメイクもきちんとして撮影をしてくれた。正直、写真を撮られるのが苦手なタイプだったが、意外と楽しい経験だった。
撮影が終わるとプロフィール作成の打ち合わせだ。ここでは相手に対する希望ばかりでなく、自分自身を掘り下げて自分を確認する機会にもなった。

入会して間もなく数名の女性にお見合いを申し込んでみたところ、一人の女性とお見合いできることになった。
初めてのお見合いだ。「テレビでたまに見るああいうやつかな？」と想像はできるが、やっぱりどう振舞えば良いか解らない。仕事帰り、確認しにサロンに立ち寄ると、「Yさん、いつも私と話す感じで大丈夫ですよ。ただ、エスコートと心遣いはお相手の女性にしてあげてくださいね。」
励ましとともに、待ち合わせから声のかけ方、会話の中身やお見合いを終える方法など様々なことを具体的に教えてもらった。

お見合い当日、待ち合わせの時間よりも二十分も前に到着してしまったので、ラウンジに予約を入れた。待ち合わせ五分前。相手の女性がお店の前に立っていた。
「あっ、Kさんですか？」
「はい。そうです。」
「Ｙです。初めまして、今日はありがとうございます。」
お相手も笑顔で挨拶してくれて少しホッとした。
席に着いて改めて挨拶をし、趣味や仕事の話をお互いに伝え合った。
「プロフィールに書いてありましたが、Ｋさんは映画が好きなんですよね？」
「そうなんです。でも最近なかなか映画館には行けなくて。もっぱらDVDです。」
「僕も全く同じです。良かったら今度ご一緒したいですね。」
「そうですね、ありがとうございます。」
それから少しずつ会話が深まって個性や魅力を発見し始めた頃、時計を見ると一時間経過していた。
「じゃあ、そろそろいきましょうか？」
そう言ってラウンジを出て、初めてのお見合いは終了した。
緊張した時間だったけれど、前日にアドバイスをもらって備えができたことは良かったと思う。
翌日、Ｋさんから来た返事はお断りだった。自分ではしっかりエスコートして会話もできたつもりだったのに、何がダメだったのだろう。一瞬考えたが、「たまたま相性が合わなかっただけだろう」と思い直し、また何人かの女性に申し込みを始めた。
すると、二人の女性とお見合いできることになった。
「一ヶ月に三人とお見合いが決まるなんて、俺って結構イケてるのかも！」なんて調子に乗ったりもしたけれど、写真の撮り方が良かったおかげもあるはずだ。次は交際に進展できることを目指してお見合いに挑んだ。
その結果、幸いひとりの女性と交際することが決まった。

この頃から担当カウンセラーには頻繁にカウンセリングをしてもらうことにしていた。
なぜなら、面談をするたびに様々なアドバイスや女性の心理も教えてもらうことができるので、これまで自分が学んだことのないジャンルを教えてもらえるからだ。
また、デュオブライダルには「デュオ パワーアップ成婚プログラム」というものがあって、これに基づいて活動をすると、自分自身に向き合えるし具体的に自分が何をするべきかを明確にすることができる。婚活がまるで体験型の学びのようで楽しくなるのだ。